企業に勤めからフリーランスに転職した場合には、仕事の内容があまり変わらないということはありますが、フリーランスを始めたことによって大きく変わる点があります。それは企業から提供されていた福利厚生が失われることと、自分で納税する必要があるということです。

健康保険や年金を自分で扱わなければならなくなり、組合も脱退することになるので医療保険等も見直しが必要になるでしょう。これらは一時のことですが、納税については常に考えなければならないものになります。

確定申告に際しては帳簿と申告書類の準備が必要になりますが、正しく税制を理解していなければ行うことができません。経費なのか生活費なのかといった区分や、事業税や消費税に対する理解等も必要になり、一朝一夕にして身につけられる知識ではありません。そういうときに役立つのが税理士であり、記帳の代行から全て依頼してしまうことも可能です。年間の売上に応じて価格設定がされていることが一般的であり、10万円から20万円程度の費用が発生しますが、それによって税制を学ぶこともなく納税ができます。

一方、税理士に依頼するとフィードバックを受けることができます。それを通して税制を学ぶのも得策です。何度か繰り返し依頼をして説明を受けていればだんだんと内容を理解していくことが可能であり、タイミングを見計らって自分で記帳するように切り替え、さらに確定申告もするようにしていけばよいのです。
事務処理に悩んでいるフリーランスに参考になるサイト⇒⇒「税理士が教えるフリーランスの税金